TOKYO, Feb 2, 2022 - (JCN Newswire) - 三菱電機株式会社は、2021年度愛知県「自動運転社会実装モデル構築事業」に参画し、株式会社NTTドコモ、アイサンテクノロジー株式会社(以下、アイサンテクノロジー)、株式会社ティアフォー他と共同で、愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)において、愛知高速交通東部丘陵線(以下、リニモ)の公園西駅から園内目的地へのシームレスな移動の実現を目指す実証実験を実施します。
当社は、この実証実験において公園内6カ所の乗降ポイントへ停留所端末を設置し、オンデマンド運行管制システムを提供します。停留所端末から入力された利用者の乗車申込み情報に応じて走行ルート、運行ダイヤ、運行車両台数をリアルタイムかつ柔軟に算出し、複数の車両に対し自動的に最適な指示をすることにより、園内における利用者の効率的かつ安全な移動を実現します。
当社のオンデマンド運行管制システムの特長
1. 複数車両への配車・運行指示の自動化で、運行業務の省力化を実現
- 独自のリアルタイムオンデマンド運行管理技術により、複数の自動走行車両への運行指示や停留所端末への配車情報配信を全自動化し、管制員・運転員を必要としない運行を実現
2. 状況変化に応じたリアルタイムオンデマンド運行管制で、利用者の利便性を向上
- 停留所端末からの乗車申込み情報に基づき、4つの運行モード(定時定路線型の通常運行、スルー運行、迂回・近道運行、増便・減便運行)を自動で設定。待ち時間や移動時間を短縮でき、利用者の利便性を向上
3. 停留所端末で現地での使いやすさを向上し、利用者を拡大
- 停留所端末による乗車申込みと目的地の設定が可能
- スマートフォン等の専用アプリケーションを導入せず、より手軽に利用でき、利用者を拡大
実証実験参画の背景、ねらい、今後の予定
少子高齢化・人口減少に伴うドライバーの高齢化・人手不足により、安心・安全で効率的な交通を実現する自動運転サービスが注目されています。当社は、都市だけでなく観光地などの地域が抱える多様な社会課題の解決を目指し、自動運転に対応したオンデマンド運行管制システムの開発と実証実験に取り組んでいます。
本実証実験は、2021年3月に当社神戸製作所の構内で実施した実証実験※に続くもので、当社として初の実環境での実証実験となります。
本実験で得られた成果に当社のシミュレーション技術や予測技術を組み合わせ、さらなる運行の効率化と利用者の利便性向上を図ります。また、モビリティサービス関連企業との連携を進めることで、自動運転サービスを早期に実現し、社会課題の解決に貢献します。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2022/0201.html
概要:三菱電機株式会社
詳細は http://www.mitsubishielectric.co.jp をご覧ください。
Copyright 2022 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com Via JCN Newswire https://ift.tt/aS0A5OkcN