TOKYO, Aug 26, 2020 - (JCN Newswire) - 株式会社日立パワーソリューションズ(取締役社長:安藤 次男/以下、日立パワーソリューションズ)は、自然災害などによる停電に備えた非常用発電設備の性能維持をサポートする包括保守サービスを8月26日から提供開始します。
本サービスでは、非常用発電設備を遠隔運転して稼働状態を定期的にモニタリングするほか、点検記録データの解析により、故障や不具合の発生兆候を診断*1して迅速な予防保全につなげることで、設備の健全性を維持します。また、故障や不具合の発生を確認した際の駆けつけメンテナンスに加え、定期点検*2、点検計画立案、法定届出書類作成などの保全管理業務を代行することで、設備管理に関するお客さまの負担を軽減します。これらの内容を包括した保守サービスによって、停電時の非常用発電設備による確実な電源確保をサポートし、BCP*3対策やライフライン維持に貢献します。
近年、頻発する台風や地震といった自然災害へのBCP対策や防災計画を策定する事業者ならびに自治体にとって、ライフライン維持のための確実な電源確保が大きな課題となっています。その一方で、非常用発電設備は、平常時は停止していて使用頻度が少なく、半年に1回の定期点検までに状態変化が生じることで、正常に起動しないなど、災害時の事業継続やライフライン維持に影響を及ぼし、大きな損失の要因となるケースがあります。また、これまで非常用発電設備の保全管理では、点検結果に応じたメンテナンスが中心だったため、故障や不具合の発生兆候を事前に確認するといった予知保全による対策が講じられていないことも課題となっていました。このような背景から、非常用発電設備の性能を維持する点検計画や予防保全的なメンテナンス管理が求められているとともに、停電発生時の電源確保の信頼性を高める保守サービスへの関心が高まっています。
日立パワーソリューションズは、社会インフラ分野におけるさまざまな設備や機器の保守サービスで豊富な実績と経験を有し、全国に展開するサービスネットワークを駆使して、長年にわたり非常用発電設備の安定稼働を支援する保守サービスを提供しています。今回、新たに提供を開始する本サービスを通じて、自然災害などによる停電に備えた確実な電源確保を支援するとともに、遠隔運転による稼働状態モニタリングを可能にすることで、新型コロナウイルス感染拡大による新常態(ニューノーマル)に対応した人と人の接触機会の低減に貢献し、社会インフラにおける安全・安心な社会の実現をめざします。
今後、日立パワーソリューションズは、Lumada*4を活用し、より広範囲な機器や設備の安定稼働を支援し持続可能な社会の実現に貢献します。
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概要:日立製作所
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