東京, 2022年3月3日 - (JCN Newswire) - 個別化ワクチンから、培養による人口臓器、AI搭載医療機器に至るまで、医療の未来は今、世界中のラボで進化を遂げています。今月のCNN「バイタル・サイン」では、主任医療特派員のSanjay Gupta医師が、医療の世界を進歩させる画期的な技術に取り組む医師や科学者に話を伺います。
CNNは日本を訪れ、がんを克服した人々が、AI搭載医療機器によって、失われた声を取り戻しつつある現場を取材します。がんの治療のために喉頭の一部または全部を切除する手術を受けた人々は、しばしば言葉を発することができなくなります。声を取り戻す方法の1つとして、従来の携帯用発声補助デバイスがありますが、音声が不自然になることがあり、使いこなすのは至難の業です。これらの問題を解決するため、竹内雅樹氏が開発をしているのが、声を失った人々のためのハンズフリー型ウェアラブルデバイス「Syrinx」です。この技術は東京大学大学院生らの協力を得て開発され、ユーザーの失う前の声を録音し、コーディングプログラムを実行して、その人の声に似た音を作り、ユーザーが再び話すことができるようにするものです。
mRNA技術は、新型コロナウイルスワクチンの開発に利用されたことで一躍注目を集めました。Gupta医師は、BioNTech の共同創設者で、Pfizer-BioNTechワクチン開発者であるÖzlem Türeci とUğur Şahinにバーチャルチャットで話を聞きました。2人から、初期の研究がどのように新型コロナウイルスワクチンの開発につながり、そしてなぜmRNAが、腫瘍特異的免疫応答を誘導するワクチンとともに、将来のがん治療薬として可能性を秘めているかについて説明を受けます。
現在進行している2つのワクチンの臨床試験は、大腸がんと膵臓がんという最も治療が困難ながんに焦点が当てられています。CNNは、ニューヨークのメモリアル・スローン・ケタリングがんセンターで、BioNTech社の膵臓がんを対象とした第1相臨床試験を主導するVinod Balachandran博士に話を伺います。
CNNはまた、米国のウェイクフォレスト大学再生医療研究所(WFIRM)を訪問し、患者自身の細胞を用いて組織や臓器を作製する3Dバイオプリンティング研究を取材します。WFIRM所長のAnthony Atala博士は、再生医療分野で30年以上の経験を持ち、彼のチームは世界で初めて、ラボで培養された人口膀胱の生成を実現、患者に移植することに成功しています。
バイタル・サイン - 医療の未来 予告編: https://bit.ly/340bZZo
バイタル・サイン - 医療の未来 画像: https://bit.ly/3hJgqLH
バイタル・サイン マイクロサイト: https://cnn.it/34AHmXX
30分間の特別番組 放送時間:
2022年3月5日(土)午後3時30分、午後8時(日本時間)
2022年3月6日(日)午後3時(日本時間)
2022年3月7日(月)午後1時(日本時間)
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