TOKYO, May 14, 2020 - (JCN Newswire) - NECソリューションイノベータは、企業で働く従業員の睡眠習慣改善を支援するWebアプリサービス「NEC パーソナル睡眠コーチ」を、本日より提供開始します。
本サービスは、不眠のための認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy for Insomnia、以下CBT-I)の専門家である東京家政大学 岡島義准教授監修のもと開発しており、睡眠状況の記録や、睡眠状況に応じたフィードバックを提示し、正しい睡眠につながる情報を提供します。また、2週間で完了するプログラムであり、スマートフォンなど身近な端末を用いたサービスの利用が可能なため、睡眠習慣の改善に気軽に取り組むことができます。
今後も当社は、利用者の声をもとに、本サービスの機能拡充を行い、 企業で働く従業員の健康増進により一層貢献していきます。
背景
近年、ICTで睡眠を支援する「スリープテック」が注目されるなど、睡眠についての社会の関心が高まっています。厚生労働省の調査では、日本人の5人に1人が「睡眠で休養が取れていない」「何らかの不眠がある」と回答しており、不眠症の人には日中に倦怠感、意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現することが知られています。(注)
こうした中、当社ではかねてより、働く人のこころとからだの健康をICTで支える取り組みのひとつとして、「睡眠」を対象とした研究開発を進めてきました。その成果を踏まえ、睡眠習慣改善アプリ「NEC パーソナル睡眠コーチ」のサービス提供を本日より開始します。
特長
1. 専門家の監修にもとづいた睡眠習慣改善のためのコンテンツを提供
一般社団法人日本睡眠学会の評議員である東京家政大学の岡島義准教授の監修のもと、睡眠研究の知見を反映したフィードバックとコラムを提供しています。
2. 気軽に取り組みやすいプログラムを提供
1日5分、2週間で1回のプログラムが完了するサービスのため、利用者は大きな負担なく利用できます。これにより、継続的な利用が期待できます。
3. 身近な端末で利用可能
専用のウェアラブル端末などを改めて用意する必要はなく、スマートフォンやタブレットといった身近な端末を用いて利用することができます。
参考
本製品の試作段階のWebアプリを活用した「睡眠習慣改善プログラム」の評価実験に関する研究成果論文が、2020年4月14日に米国医師会雑誌「JAMA」のオープンアクセスジャーナル「JAMA Network Open」に掲載されました。
本アプリを利用者に2週間活用してもらった結果、アプリ利用終了の3か月後まで、不眠重症度やそれに伴う生活の支障度に有意な改善効果があったこと、生産性の向上効果が確認できたことが記載されています。
(オープンアクセス:https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2764377)
※本実験は研究目的で実施されたものであり、実験の結果は本サービスの効果を保証するものではありません。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/press/20200514/index.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
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