TOKYO, Jan 25, 2021 - (JCN Newswire) - 不動産事業を展開する世界最大級のプライベート・カンパニーである英グロブナー・グループ(以下、グロブナー)傘下にあるグロブナー・アジア・パシフィックはこの度、日本オフィス社長に平谷浩三氏を採用しましたのでお知らせいたします。
平谷氏はグロブナー入社前の25年間、三井不動産株式会社において不動産売買、賃貸業務、資産運用など幅広く事業を手掛けてきました。三井不動産グループの子会社である三井不動産投資顧問株式会社において投資顧問部門とグローバル投資運用部門の統括責任者として、主に私募REITや私募ファンドの売買、米国不動産ファンドを含む私募ファンドの組成に従事していました。
平谷氏は、2021年2月1日付けでグロブナーに入社予定で、グロブナー・アジア・パシフィックの日本事業を統括します。また、平谷氏はグロブナー・アジア・パシフィックの取締役会にも参画し、エグゼクティブ・コミッティー・メンバーとなります。
グロブナー・アジア・パシフィックのCEOであるベンジャミン・チャは次のようにコメントしています。「日本オフィス社長に平谷浩三氏を迎え入れることを大変嬉しく思います。平谷氏は不動産戦略、投資、プロジェクト、資産管理において豊富な経験を有します。今後はグロブナーのアジア事業の戦略実行においてリーダシップを発揮いただくことを期待しています。」
平谷氏は、東京大学卒業、土木工学修士号を含む2つの修士号を取得。マサチューセッツ工科大学(MIT)にてMBA取得。CFA保有者。
グロブナー・アジア・パシフィックについて
グロブナー・グループは340年にわたり不動産事業を展開する世界最大級のプライベート・カンパニーであり、不動産および土地の価値向上を通じて長期に商業的および社会的な恩恵をもたらすことを目的に不動産の開発・管理・投資を行っています。
グロブナーは長期的かつ国際的な視点と、各市場やコミュニティに対する深い見識を兼ね備えており、次世代のニーズに対応しながら、社会にプラスの影響を与えることを目指しています。グロブナー・アジア・パシフィックは25年以上にわたりアジア地域で投資、開発、資産運用事業を行っています。中国では長江デルタ、粤港澳大湾区、香港、日本では東京にて事業を展開し、住宅、オフィス、商業施設及び複合施設を手掛けています。また、不動産テック(プロップテック)およびデジタルなどの周辺領域にも投資しています。運用資産[1]は140億ドルに達しています。サステナビリティと長期的な商業的および社会的な恩恵をもたらすことは当社の事業に深く織り込まれています。当社の投資戦略は右記の二つに重点を置きます。1)2030年までにグローバル全体のポートフォリオ内でCO2排出ネットゼロを達成、2)社会的価値およびコミュニティの健全性を高めることを目的とした戦略的パートナーシップの構築。グロブナーは、様々なイニシアティブや革新的なプロジェクトを通じて社会的価値の向上に対するコミットメントを示し、当社が事業展開する地域社会に還元します。香港のカリタス(Caritas)と共同で行うフラッグシップ・コミュニティ・エンゲージメント・プロジェクトである「Neighborhood Kitchen」は、細分化されたユニットに住む家族を支援し、生活水準を高め、健康と福祉の向上を目的としています。
日本におけるグロブナーの活動について
グロブナーが東京に事務所を設立したのは2001年。これまで東京を中心に単独投資あるいは共同投資の形態で複数の高級住宅や商業施設への不動産投資・開発を手掛けてきました。2017年に銀座四丁目の並木通りで商業施設への投資を実行、住宅分野に加えて商業施設分野へもポートフォリオの多角化を進めています。数々の国内企業や団体とも交流を深め、社会的課題にも積極的に取り組んでいます。日本におけるポートフォリオには、並木館銀座、グロブナープレイス神園町、ザ・ベルグレイヴィア麻布が含まれています。ウェブサイト www.grosvenor.com
[1] 運用資産はグロブナー・グループが運用する不動産資産の合計であり、開発にコミットした案件に加え、投資資金および当社株式のネット配当金も含んでいる。
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