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NEC、地域連携を中核に企業スポーツをビジネス化

TOKYO, Jul 19, 2021 - (JCN Newswire) - NECは、企業スポーツチームであるNECグリーンロケッツ東葛(ラグビー)とNECレッドロケッツ(女子バレーボール)について、地域コミュニティと連携しながら、自立運営によりビジネス化を目指す活動を開始します。また本活動を加速するため、「スポーツビジネス推進本部」を2021年6月1日付で新設しました。

これまで、NECのスポーツチームは企業スポーツとして従業員の福利厚生、士気高揚、社内の一体感の醸成を主目的に運営してきましたが、2018年のバレーボールVリーグ自主興行制の開始、2022年1月開幕予定の自主興行を前提としたラグビー新リーグ発足を契機に、企業スポーツの新しい在り方の形成を目指します。自主興行制では、各チームはホームゲームの運営を行いチケットやグッズの販売収入を得ることが可能になります。NECが持つテクノロジーを活用し、愛され、勝てるチームづくりへ改革を進め、興行収益の最大化を目指します。

また、新設の「スポーツビジネス推進本部」の本部長にはバスケットボールB.LEAGUE加盟の「千葉ジェッツふなばし」の創設者であり、2019年にはJリーグ加盟の「アビスパ福岡」の社長代行を務めた梶原健が就任しました。地域密着型経営の実績とノウハウを持つ梶原を中心に、これまで以上に活動地域に根差してNECスポーツのビジネス化に取り組み、地域や社会における課題解決を目指します。

NECスポーツのビジネス化におけるポイント

NECロケッツ(注)のチーム理念、スローガン、エンブレムを刷新してリブランディングを図り、チーム強化、地域コミュニティの活性化、収益性向上を柱にこれらを連動させることで、ビジネス化を加速していきます。また、それぞれの柱にNECの様々なテクノロジーを活用することで、成果の最大化を目指します。

1. チーム強化
ラグビー元オーストラリア代表監督のマイケル・チェイカのディレクター・オブ・ラグビー就任をはじめ、国内外のプロ選手約15名の補強など、NECロケッツ両チームの体制を強化します。また、スポーツの指導方法(メソッド)をデジタル化するコーチングメソッド管理や、ウェアラブルデバイスから収集したデータや血液をもとにAIで選手のコンディションデータを分析するコンディションチェック、映像を活用したパフォーマス分析など、最先端の練習・サポート環境を整備します。

2. 地域コミュニティの活性化
地域に根差したイベント開催やアカデミースクール設立などに取り組み、地域密着型のパートナーシップ形成を目指します。

- 自治体との連携強化
NECグリーンロケッツ東葛は連携協定を締結した千葉県我孫子市・柏市・松戸市・野田市に加え、今後連携協定を締結予定の鎌ケ谷市・流山市において、イベントの開催などを通じて地域振興に貢献します。同様に、NECレッドロケッツはホームタウンスポーツ推進パートナーである神奈川県川崎市、ホームゲームが開催される東京都大田区において実施します。

- アカデミースクールの設立
地域の小中学生を対象にNECロケッツのOB、OGがコーチを務めるラグビー、バレーボールのアカデミースクールを設立します。また、NECロケッツ専属のチアリーダーチーム「Sparkles」を立ち上げ、地域の活性化とスポーツ文化の醸成を目指します。

3. 収益性向上
本年8月にファンクラブをリニューアルし、グッズの充実、販売強化を行うとともに、試合ごとに異なる企画チケットの販売やVRやARを活用した新しい観戦スタイルの提供、顔認証を活用した高セキュリティな試合運営など、安全・安心でエンターテイメント性豊かなホームゲーム開催を目指します。さらに、映像を活用したコミュニケーション基盤の構築など、ホームゲーム以外でもファンとチームが365日、双方向に繋がることができる環境づくりを行います。

NECは、スポーツとテクノロジーの力を掛け合わせて企業スポーツを改革し、将来的にはNECスポーツで培ったノウハウを活かしたビジネス展開を目指します。それにより、スポーツを通じて人々がより豊かに生活できる社会づくりに貢献していきます。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202107/20210719_01.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。


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