TOKYO, Mar 24, 2021 - (JCN Newswire) - 一般社団法人日本病院会(本部:東京都千代田区、会長 相澤孝夫、以下日本病院会)、株式会社日本病院共済会(本社:東京都千代田区、代表取締役 堺常雄、以下日本病院共済会)、株式会社フロンティア・フィールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼CEO 佐藤康行、以下フロンティア・フィールド)は、日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼 CEO 新野隆、以下NEC)と連携し、フロンティア・フィールドが提供する携帯電話回線と閉域網の通信を組み合わせたネットワークを特長とする医療機関専用スマートフォン「日病モバイル」上で、NECが提供する看護情報システム「MegaOakアシストらくらく看護師さん」を動作させることに成功しました。2021年3月より「日病モバイル」への電子カルテ接続サービスの提供を開始いたします。これにより、日本国内で初めて、病院内外問わず、通話やナースコール等を連携利用できる携帯電話端末から電子カルテのサブシステムを経由して電子カルテシステムへアクセスすることが可能となります。この技術を生かし、在宅医療という院外での医療におけるDXを推進いたします。
サービス連携について
医療費増加や高齢者比率増加などの急速な環境変化に伴い、在宅医療への注目が高まっています。在宅医療は、入院ではなく自宅で医療を受けることにより、患者さんご本人の精神的・身体的負担の軽減だけでなく、病床数削減や入院費削減などにも大きく寄与すると考えられています。また、往診や訪問看護などを担う看護師さんの果たす役割が非常に重要となっています。
在宅医療で活躍されている看護師さんの課題の一つが訪問先からの電子カルテへのアクセスです。電子カルテは機微な情報が入力されているため、外部からのアクセスが遮断されており、訪問先から電子カルテにアクセスしてバイタルデータ等の記録の閲覧・入力をすることは困難でした。
今回、「MegaOakアシストらくらく看護師さん」を「日病モバイル」上で連携させることにより、訪問先でも院内と同様に電子カルテにアクセスし、電子カルテの閲覧・入力を可能とすることで、在宅医療における業務の効率化を図ることができます。
今後も4者は、医療の業務効率化や医療従事者の働き方改革、医療のDX推進等に寄与してまいります。
サービス導入のメリット
MegaOakアシストらくらく看護師さんが日病モバイル端末を通じて病院内外問わず活用できることで、業務の効率化に繋がります。
- 日病モバイル端末1台で「院内・院外通話」と「MegaOakアシストらくらく看護師さん」が利用できます。(「MegaOakアシストらくらく看護師さん」専用端末と通話用端末の2台持ちが不要となります)
- セキュアな専用回線を介しアクセスができ、院外からも安心して「MegaOakアシストらくらく看護師さん」が利用できます。
- 端末紛失等のリスクも、日病モバイルのMDM(モバイルデバイス管理)機能を活用することで回避できます。
高いセキュリティレベル
NTTドコモの「ビジネスmoperaアクセスプレミアム」を使用し、閉域網を経由することで、院外から高いセキュリティレベルでのアクセスを可能にします。
「日病モバイル」について
「日病モバイル」は、日本病院会/日本病院共済会/フロンティア・フィールドの3社で共同開発した医療機関専用スマートフォンです。ナースコール連携を標準搭載している他、スケジューラーやワークフロー、ビデオ通話カンファレンス、勤怠管理システムなど医療機関の業務の効率化および働き方改革等に寄与する機能を取り揃えており、医療機関のDX推進を支援いたします。
「MegaOakアシストらくらく看護師さん」について
「MegaOakアシストらくらく看護師さん」は、NECの電子カルテシステム「MegaOak」と連携し、スマートフォンの活用で看護業務をサポートします。ベッドサイドにおける看護に関わる院内情報を一元化し、バーコードによる指示情報の照合・実施入力により、安全で充実したケアを実現。3点認証によるセーフティマネジメント、各種実施入力、看護記録、画像撮影などを簡単な操作で対応いただけます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202103/20210324_01.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
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