TOKYO, Mar 25, 2021 - (JCN Newswire) - 成田国際空港を運営する成田国際空港株式会社(以下、NAA)及び羽田空港国際線旅客ターミナルビルを運営する東京国際空港ターミナル株式会社(以下、TIAT)は、NECの生体認証「Bio-IDiom」(注1)の中核技術であり世界No.1の認証精度(注2)を有する顔認証技術を搭載したシステムを活用し、新たな搭乗手続き「Face Express」を本年4月より実証実験としてスタートします。
Face Expressは、航空機に搭乗するお客様が所定の手続きで顔写真を登録すると、空港でのその後の手続き(チェックイン、手荷物預け、保安検査、搭乗ゲート等)において、従来必要であった搭乗券やパスポートを提示することなく “顔パス” で通過または手続きできるようになります。これにより、従来の煩わしい搭乗手続きがスムーズになるとともに、コンタクトレスで手続きができるため新型コロナウイルス感染症対策としても接触リスクが軽減されます。
成田空港と羽田空港では、それぞれ以下のとおり実証実験を実施し、その後いずれも7月より本格運用を開始する予定です。
なお、顔認証を用いた搭乗手続きは、航空業界においてOneIDとして認知されていますが、成田空港および羽田空港を利用するお客様により直観的にご理解いただけるよう、新たに『Face Express』 というサービス名称及びロゴ を新たに作成し、今後、成田空港・羽田空港の両空港での利用が開始されます。
NECは、顔認証をはじめとする生体認証技術を活用したシステムをこれまで世界約50の空港に提供してきました。また、顔や虹彩を使った生体認証による共通のIDで、複数の場所やサービスにおいてお客様へ一貫した体験を提供するコンセプト「NEC I:Delight(アイディライト)(注3)」を掲げており、今後も先進技術を用いたソリューションやサービスの開発を加速・強化し、安全・安心で豊かな社会の実現に貢献していきます。
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概要:日本電気株式会社(NEC)
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