TOKYO, Jan 31, 2020 - (JCN Newswire) - 日産、ルノー及び三菱自動車3社にとって、アライアンスは、各社の成長戦略を支える取り組みに貢献し、競争力を向上させていく為に不可欠なパートナーシップです。本日、横浜で開催したアライアンスオペレーティングボードでは、上記の取り組みを支える、アライアンスの運営やマネジメントを強化する、新たな枠組みについて合意をしました。
新しい枠組みは、メンバー各社が有する強みをその他のメンバー各社が活かすことで事業戦略を補完する仕組みを強化します。
またアライアンスオペレーティングボードは、2019年11月の会議で確認された内容を受け、自動車産業が迎えている大きな変革を見据え、各社の事業戦略や利益拡大の取り組みに貢献する重要なプログラムなどについて確認しました。
各社の強みをフルに活かした枠組み
各社の強みをフルに活かしたコラボレーションの枠組みを強化し、地域軸や商品軸、技術面などにおいて、メンバー各社の競争力に貢献する仕組みとします。
本日、AOBで合意した内容:
1. 地域軸では、各社で特定の地域のレファレンスとなります。例えば、中国では日産が、欧州ではルノー、そして東南アジアでは三菱自動車がレファレンスとなります。
2. 開発業務については、リーダーとフォロワーという枠組みでプロジェクトを推進します。これはプラットフォーム、パワートレインや主要な技術に適用されます。例えば、ある会社で一つの主要技術の開発をリードして、その後、他のメンバー各社が活用します。
3. 早ければ2020年中に、3社の欧州内でのCAFEクレジットをプールします。
4. LCVについては、ルノートラフィックをベースとして、三菱自動車のオセアニア地域向けのLCVをルノーが設計し、ルノーのサンドヴィル工場で生産します。
5. 各社の戦略的な中期計画については、アライアンスオペレーティングボードでの結論を踏まえて2020年5月を目処に公表します。
この新しい枠組みにより、アライアンスプロジェクトの効果や効率を高め、3社のリソースや投資のさらなる有効活用が図られます。
確実な執行を見据えた、アライアンスのガバンスの進化
アライアンスオペレーティングボードは、議長1名と各メンバー会社の会長あるいはCEOで構成されています。本日の会議では、各社のブランドおよび独立性を維持すると同時に、アライアンスの効果を最大限に引き出す為、メンバー各社の取締役会との連携を積極的に図り、各社の利益に合致した健全な運営がされるよう、ガバナンス面での強化についても合意されました。
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概要:三菱自動車工業株式会社
三菱自動車の企業コミュニケーションワード「Drive@earth」
地球を走る。地球と生きる。三菱自動車。
人とクルマ、社会とクルマ、地球とクルマの新しい時代を拓くために。いま、三菱自動車は挑戦を始めています。走行中のCO2排出ゼロ。地球温暖化防止に貢献する新世代電気自動車、i MiEV(アイミーブ)の世界投入。軽自動車で培った技術を存分に活用、燃費性能にすぐれたグローバル・スモールの提案。世界の環境基準をクリアしながら、走りの楽しさにあふれた三菱ならではの小型SUVの開発。さらに、新ディーゼルエンジンによるラリー参戦を通じて、走りと環境を両立する、新次元のクルマづくりを追求してゆきます。
私たちは信じています。私たちのクルマへの熱い想いと技術が、新しいクルマの価値をつくることを。ドライブ・アット・アース。走る歓びが永遠であるように。クルマが地球と共生できるように。
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