12/3/20

NEC、XING WEIと共に「空間音響MR(TM)」を活用した観光案内サービスを香川県善通寺で開始

TOKYO, Dec 4, 2020 - (JCN Newswire) - 日本電気株式会社(以下NEC)および有限会社XING WEI(以下XING WEI)は、SSMRビジネス推進コンソーシアム(https://ssmr.jp、注1)を通じて、「空間音響MR (TM)(Space Sound Mixed Reality、以下SSMR)」を活用した観光案内サービスを、香川県の善通寺で2020年12月5日から開始します。本サービスは、音響定位技術やAR(拡張現実)技術を活用しており、2020年2月から善通寺でサービス実証を行っていましたが、このたび商用サービスを開始します。

本サービスでは、専用イヤホンから流れる音声と、スマートフォンを活用したAR映像を組み合わせて、現実世界の風景とバーチャル空間を融合させながら、観光名所のガイドを行います。今回提供するコンテンツは、弘法大師・空海の誕生の地である善通寺境内を、米国拠点に活躍するイラストレーターのジョセフ・フォルト氏作画のオリジナルキャラクターたちが楽しく案内をしてくれるサウンドアトラクションです。「現代に蘇った空海から人として正しい道を歩むための教えを学ぶ」というコンセプトに基づいて制作されており、2023年の空海誕生1250年を記念した「弘法大師御誕生1250年記念事業」の一環として行われます。

本サービスは利用者個々のスマートフォンの位置情報に基づいて音声ガイドが流れるため、集団での行動を避けながら観光名所を巡ることが可能となっており、New Normal時代の観光スタイルを実現します。また、デジタル技術の活用により地域の観光資源に新たな価値を加えることで、観光産業や地域経済の活性化に貢献します。

SSMRは、NEC独自技術である音源を空間に仮想的に固定する音響定位技術を活用しています。顔の向きに合わせて一定の方向から音が聞こえるため、周囲のモノから実際に語り掛けられているような効果を演出することができます。また、仮想的なエリアの境界を作るジオフェンスを独自ノウハウに基づき設定し、利用者の詳細な位置情報や動きに基づいて音声コンテンツの起動タイミングを制御します。さらにAR映像を組み合わせることで、現実世界の風景とバーチャル空間が融合した新たな体験を実現します。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202012/20201204_01.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。


Copyright 2020 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com Via JCN Newswire https://ift.tt/2pbRN02