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NECと東京医科歯科大学、ヘルスケアサービス「NECカラダケア」の実証事業を開始

TOKYO, Jun 1, 2021 - (JCN Newswire) - 日本電気株式会社(代表取締役 執行役員社長 兼 CEO:森田 隆之、以下 NEC)と国立大学法人東京医科歯科大学(学長:田中 雄二郎、以下 TMDU)は、本年6月からヘルスケアサービス「NECカラダケア」の実証事業を開始します。本実証事業の第一弾として、NECカラダケア神楽坂店をオープンし、一人ひとりの健康状態に合わせた身体のケアを支援する「フィジカルケア」のサービスを6月15日から提供開始します。

本実証事業は、NECとTMDUが昨年締結した「ヘルスケア領域における新たなサービス事業の創出・推進に関する連携協定」(注1)に基づくものであり、NECのAIをはじめとする先進技術とTMDUの医学的知見によって、専門性や信頼性の高いヘルスケアサービスの提供を目指します。なお、本事業は、国立大学と企業の連携に基づくこれまでにない本格的な予防事業となります。

疾患予防や健康維持、もしくは医療機関での治療が完了した後の再発予防のために、自分の健康状態や身体の特徴に合ったケアや運動のアドバイスなど、専門性が高いヘルスケアサービスを多くの方が求めています。一方、自分に合うサービスを探すことは容易ではなく、健康維持・向上に向けたケアを中断してしまう方も多くいることが課題となっています。

こうした課題に対し、「NECカラダケア」では、「身体」「栄養」「心」といった健康に必要な要素に対して、専門性が高いケアを継続的に提供することで、利用者一人ひとりが健康に、心地よく生活していくことを目指し、まず「身体」のケアを支援する「フィジカルケア」のサービスを開始します。将来的には、「フィジカルケア」のサービスで得た知見データや、「身体」「栄養」「心」に関する日常の生活・行動データを、NECのAIをはじめとする先進技術とTMDUの医学的知見を組み合わせて分析・活用し、総合的に日常生活を支援するヘルスケアサービスを提供します。これにより、一人ひとりが健康で社会参加を続けられる社会に貢献していきます。

「フィジカルケア」について

NECとTMDUとの共同研究で推進する疾患の予防プログラムサービスであり、腰、肩、首、膝等に不調を感じることがある方、各種整形外科疾患の治療及び回復リハビリが完了した後の後遺症にお悩みの方などを対象に、理学療法士・作業療法士が身体の状態評価及び施術提供、改善プログラムの提示を行います。また、2回目以降の利用者には、非対面でのオンライン施術も提供します。今後、共同研究で検討しているセラピストの高位平準化に資する各種技術を順次活用していくことにより、サービスの質の向上に取り組んでいきます。なお、店舗の運営はNECの子会社である株式会社NECライベックスが行います(注2)。

NECとTMDUは本事業を通じて、民間のヘルスケアサービスと医療機関の新たな情報連携モデルを構築するとともに、得られた知見は、両者で推進している共同研究テーマの一つである、「整形リハビリテーションに関する医療従事者の暗黙知を共有可能にする技術の開発」にも活用し、更なるサービス品質の向上を目指していきます。

NECは、AIをはじめ、時代に即した安全・安心なサービス提供に向けて、ヘルスケアにおけるデジタルトランスフォーメーションを加速することで、一人ひとりの治療に至らない、再発予防を含む疾病予防・健康維持に貢献します。

TMDUは、医療系総合大学院大学としての研究・教育機能とNECのAIをはじめとするICTとの融合を契機とし、疾病予防/健康の維持・向上に資するヘルスケア領域における新たなサービス事業の検討とその品質向上、革新に必要な研究を`二人三脚'で進める新しい「事業×研究」体制の構築を目指します。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202106/20210601_01.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。


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