今回のモデルは、空調設備に採用する冷媒について環境負荷の少ないR32冷媒などへの転換が世界各国で進むなか、これまで主流であったR410A冷媒が使用量削減の流れにあることを受け、R410A冷媒を使用する従来機「Micro KX」シリーズのR32冷媒仕様として開発したものです。小型・軽量化を実現した1ファン構造を引き続き採用し、R32冷媒の物質特性に合わせて室外ユニット内の冷媒分配方式を最適化することで、熱交換器の性能を最大限引き出しました。また、圧縮機のモーターを分布巻から集中巻タイプに変更し、中間能力時の性能を改善するとともに待機電力を減らすことで期間効率を向上しています。
ラインアップは、主に一般家庭で利用される電源である単相交流タイプで豪州・ニュージーランド向けに4機種(3.5、4、5、5.5馬力)、アジア向けに3機種(4、5、5.5馬力)をそれぞれ用意。多くの電気を使う工場などで利用される電源である三相交流タイプの3機種(4、5、5.5馬力)と合わせ、計7機種(アジア向け6機種)の中からニーズに応じて選択可能です。
三菱重工サーマルシステムズは、今回の小容量マルチエアコン(3.5~5.5馬力)と並行し、2021年5月に欧州で発売した海外市場向けビル用マルチエアコン「KXZ2」(10馬力~)の商品ラインアップ計17機種(注2)についても、豪州・ニュージーランドおよびアジアで順次販売を開始する予定です。今後も海外市場における多種多様なニーズへ柔軟に対応するため、消費者一人ひとりに寄り添った技術・製品開発と空調機器の販売・アフターサービスを軸とした最適なサーマルソリューションを提供していきます。
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概要:三菱重工業株式会社
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