TOKYO, Jun 29, 2021 - (JCN Newswire) - 株式会社日立インダストリアルプロダクツ(取締役社長:小林 圭三/以下、日立イプ)は、産業用コンピュータとPLC*1を統合し、制御設備と情報システムとのシームレスな連携を実現するIoT*2対応産業用コントローラ「HF-W/IoTシリーズ」の新モデルとして、デスクトップ型でCPU性能や拡張性に優れる「HF-W2000/IoTモデル58/55/50」と、組込み型で従来モデル「HF-W100E/IoT」よりもCPU性能とストレージ容量に優れる「HF-W400E/IoT」を2021年7月より販売開始します。
近年、サプライチェーンのグローバル化やIoTを活用したモノづくり・サービスの革新が求められる中、スマートファクトリー*3における産業用コントローラには、従来のリアルタイム制御だけでなく、設備機器の稼働状況などに関するデータを収集し、上流システムと連動するエッジコンピューティング*4が求められるようになってきました。しかし、産業機械・設備の多くは、PLCや専用コントローラで制御されており、メーカーごとに異なるアーキテクチャ*5となっています。産業界の新たな潮流であるデジタルトランスフォーメーションに対応するためには、オープンなアーキテクチャによる高速・大容量で設備を繋ぐフィールドネットワーク*6、効率的なプログラミング言語、リアルタイム制御とエッジコンピューティングを両立させながら、産業機械・設備と上流システムを繋ぐIoTに対応した産業用コントローラが求められています。
こうしたニーズに対応するために、日立イプは、オープン化、高性能化、シンプル化を実現したIoT対応産業用コントローラ「HF-W/IoTシリーズ」の新たなラインアップとして、「HF-W2000/IoTモデル58/55/50」と「HF-W400E/IoT」を販売開始します。また、産業用ネットワークの拡充として、近年普及が進む各種産業用イーサネット*7にも対応します。
日立イプは、IoTプラットフォームと生産現場をつなぐ役割を担うIoT対応産業用コントローラをはじめとする、デジタル技術でつながるプロダクトの拡充により、多様化するお客さまのニーズに応えていくとともに、産業機器事業のグローバル競争力を強化していきます。
日立製作所について
日立は、IT(Information Technology)、OT(Operational Technology)およびプロダクトを組み合わせた社会イノベーション事業に注力しています。2020年度(2021年3月期)の連結売上収益は8兆7,291億円、2021年3月末時点で連結子会社は871社、全世界で約35万人の従業員を擁しています。日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション/サービス/テクノロジーであるLumadaを通じて、IT、エネルギー、インダストリー、モビリティ、ライフ、オートモティブシステムの6分野でお客さまのデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速することで、社会価値・環境価値・経済価値の3つの価値向上に貢献します。
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