TOKYO, Dec 27, 2021 - (JCN Newswire) - NECファシリティーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:松下 裕、以下NECファシリティーズ)は、明治ホールディングス株式会社傘下のKMバイオロジクス株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長:永里 敏秋、以下KMバイオロジクス)とKMバイオロジクス熊本事業所(以下熊本事業所)の施設管理業務を24時間常駐へ拡大する委託契約を締結しました。
この契約に基づき、NECファシリティーズは本年12月より熊本事業所で24時間365日、省エネに配慮した高付加価値の施設管理業務を開始し、同事業所で製造される医薬品の安定供給に貢献してまいります。
背景と概要
昨今、製造業において工場で消費されるエネルギーの効率的運用は、製造コストの低減に加え環境配慮への意識の高まりもあり、大きな経営課題となっていますが、有力なエネルギーの効率的運用の指標のひとつに「エネルギー原単位(注1)」があります。例えば、九州地区に立地する半導体工場の施設管理においてNECファシリティーズはその考え方を発展させ、ガス・重油等の燃料や電力の使用量を常時見える化するため、消費エネルギーや各種設備の稼働状況を把握する仕組みを構築しました。独自のパラメータ設定により設備の運転効率の即時把握及び異常に至る兆候の把握を行い、省エネと工場の安定稼働を実現する高付加価値の施設管理を目指しています。またこの独自手法により、設備間のエネルギーロスを探して廃熱の再利用等を見出せる等、一層の省エネとCO2排出抑制が期待されています。
今回、NECファシリティーズは、KMバイオロジクスの医薬品の研究開発と生産増強への集中、医薬品の安定供給ならびに省エネを両立させる方策として、これまで一部委託されていた施設管理実績及びエネルギー原単位を発展させた管理手法への期待を受けて、業務内容拡大の契約締結に至りました。
今後の展開
NECファシリティーズは、お客様工場のライフサイクルマネジメント(Factory life cycle management)にTotal IFM(注2)で貢献し、総合的な課題解決を提供しています。これまでも熊本事業所の環境付帯設備の改善工事を通じ、設備の効率化と水質汚濁、大気汚染といった環境保全リスクの軽減並びにSDGsの実現に貢献してまいりました。
今後、同事業所において24時間365日、環境に配慮した施設管理業務で工場の安定稼働に貢献するとともに、同社製医薬品の安定供給を全面的に支援してまいります。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.necf.jp/information/20211227.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
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