TOKYO, Dec 21, 2021 - (JCN Newswire) - NECソリューションイノベータは、企業におけるRPA(Robotic Process Automation)運用の安定化・効率化・定着化に向けて、障害監視や障害予防などの機能を搭載した「NEC RPA運用ロボットサービス」を本日より提供開始します。
本サービスは、RPAツール(注)運用時の監視やエラー検知などのルーティン業務に対応した運用ロボットを活用することで、RPA運用を支援するものです。第一弾として、早期に異常検知を支援する「障害監視運用ロボット」、日々のメンテナンスを支援する「障害予防運用ロボット」を提供します。また、2022年度には、RPAの稼働状況を可視化する「見える化運用ロボット」を提供予定です。
背景
RPAは2016年頃より日本企業での導入が進み、その導入の勢いは現在もさらに加速しています。しかし、RPAを導入したものの「ロボットが増加していくにつれて稼働状況を把握することが難しい」「エラー発生から検知・リカバリまでに時間がかかる」等といった課題に直面し、RPAを安定して運用できず、社内でのRPA定着・利用拡大に至らなかった企業も少なくありません。
NECソリューションイノベータでは、これまでNECグループ内において1,000体以上のRPA導入を進めており、様々な運用ロボットを活用することで大規模なRPA運用の安定化を実現しています。これにより、運用ロボット導入前と比較して、RPA運用への対応工数を約3割削減できています。
この実績を活かし、NECソリューションイノベータは、企業におけるRPA運用の安定化・効率化・定着化を支援する「NEC RPA運用ロボットサービス」の提供を開始します。
本サービスの特長
1.「障害監視運用ロボット」により異常発生時の対応をサポート
RPAでのエラーの発生や長時間稼働などの異常を早期に検知し、各RPAを運用する担当者名や付随情報を記載したメールを運用担当者宛てに送信します。これにより、運用担当者はRPAの異常状況を迅速に把握し、早期リカバリを行うことが可能となります。
2.「障害予防運用ロボット」による日々のメンテナンス
RPA稼働端末の負荷を軽減するため、定期的に自動再起動と自動ログインを行います。これにより、運用担当者に業務負荷をかけることなく、RPAが安定稼働しやすい環境の整備を支援します。また、一定期間経過したログ情報を出力先のデータベースから自動削除し、データベース容量不足による障害を防ぐことができます。
3.「見える化運用ロボット」でRPAの稼働状況などを可視化
※ 2022年度提供予定
RPAの稼働時間やRPA稼働端末の利用頻度などを測定し、結果をグラフで出力します。これらの情報を見える化することで、RPAの稼働が混雑する時間帯やRPA稼働端末の利用状況が把握できるようになり、運用者による稼働スケジュールの見直しや稼働端末の適正な配置台数の計画に繋げることができます。
なお、NECソリューションイノベータは「NEC RPA運用ロボットサービス」の詳細を「ロボット増加が招く、RPA運用トラブル事例 ~障害監視の負荷軽減や運用ノウハウ・人員不足を解消する方法~」(2022年1月27日 10:00~)にて紹介します。
申込サイト: https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/event/20220127_2.html
NECソリューションイノベータは今後も、RPAを通じて業務の自動化を支援することで、人手による業務負荷を低減するとともに、生産性の向上、働き方改革を支援し、様々なDX推進に貢献していきます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/press/20211221/index.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
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