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三菱商事、株式会社クリスプホールディングスと資本業務提携契約を締結

TOKYO, Feb 25, 2020 - (JCN Newswire) - 三菱商事株式会社(以下、三菱商事)は、株式会社クリスプホールディングス(以下、クリスプHD)が行う第三者割当増資(出資比率:18.4%)を引き受けることを決定し、資本業務提携契約(以下、「本提携」)を締結しました。

クリスプHDは「熱狂的なファンをつくる」をミッションに掲げ、主食としてのサラダを提供するカスタムサラダ専門店「CRISP SALAD WORKS」(国内14店舗)を運営しており、また、「飲食店の顧客体験を進化させる」ことを目的に、自社開発したモバイルオーダー・オンライン決済・店舗運営・CRM*1を一括提供するシステム「PLATFORM」を外食事業者に販売する、SaaS*2事業も手掛けています。

近年、外食産業では、人手不足・食品ロス発生等の構造的課題を解決する為、デジタル技術を活用したシステムの導入が進んでいますが、長期の開発期間、多額の初期投資等の障壁から、事業所数で市場の約8割を占める中小事業者への導入が進んでおりませんでした。クリスプHDは、自社開発した「PLATFORM」をSaaS形式で他外食事業者に販売することで、少額の投資と短いリードタイムでの利用開始を可能としています。

「PLATFORM」は店舗オペレーションの効率化や食品ロスの削減に留まらず、蓄積されるデータに基づく消費者の嗜好や属性に合わせたマーケティングや、Life Time Value*3の向上に資する経営をサポートするシステムです。また、「PLATFORM」に天候等の外部データとAI学習を組入れ、売上予測・自動発注等の機能を付加していく等、オンラインとオフラインが融合した次世代型店舗の開発にも取り組んでいます。

本提携は、「経済価値」「社会価値」「環境価値」の同時実現を目指す三菱商事と、外食産業の社会課題解決を経営方針の軸に据えるクリスプHDの取組みを発展させるものです。三菱商事グループが有する産業知見とネットワークを活用することで、クリスプHDのブランドバリュー向上と経営ビジョンの実現に貢献すると共に、「PLATFORM」を活用した新たな事業モデルの構築等にも取り組んで参ります。また、本提携の円滑な推進の為、常勤取締役1名を三菱商事より派遣する予定です。

尚、本提携は、消費者価値創造と人財育成に資する事業開発の促進を主目的として三菱商事のコンシューマー産業グループが実施している、新規事業公募制度への応募により、具現化された案件です。今後も社員一人ひとりの事業構想と挑戦を後押しし、新たな価値創造を目指して参ります。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2020/html/0000039308.html

概要:三菱商事株式会社

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