東京, 2021年6月7日 - (JCN Newswire) - 日本ではワクチン接種を早急に進めているが、その効果は五輪が終わった後に現れるという研究結果が出た。
日本政府は東京五輪を控え、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)のワクチン接種に全力を尽くしているが、その効果は五輪終了後に現れるだろうという見方が出ている。
1日の読売新聞によると、日本の民間研究所である野村総研は、菅義偉首相の目標通り、1日100万人の割合で新型コロナウイルスのワクチンを接種した場合、全人口の40%が2回接種を終え、新規感染者の減少効果が明確に現れるのは、9月初旬になるとの見通しを示した。
野村総研は、アメリカやイスラエルで接種を完了した人口が40%に達すると、新規感染者が減少する傾向が明らかになったとし、このような見解を示した。
東京五輪の開幕式は7月23日、閉幕式は8月8日に予定されている。
パラリンピックは8月24日に開幕し、9月5日に閉幕する予定なので、ワクチンの効果はこれらすべての大会が終了した後、体感できるだろうという意味である。
現在、日本では1日に40万-50万人がワクチンを接種しているが、今月17日以降、1日に100万人が接種する場合、9月9日に全人口の約40%の接種が完了するものと予想される。
万が一、1日の最大接種人数が80万人に止まる場合、40%が接種を終える時期は10月1日へずれ込む。
1日に100万人接種までスピードを上げても、開幕式予定日の来月23日までに接種を終える人たちは、20.9%の水準に止まる。
そうなると日本の感染者数は、依然として高い水準にとどまることが予想される。
日本政府はワクチン接種の速度を高めるため、全国各地に大規模な接種センターの設置を推進する一方、抗菌防疫に努めている。異例に日本の五輪関連企業が韓国企業のプラスアンドパートナーズに抗菌ウイルスケアシステムについて問い合わせた状況だ。
不特定多数の流動人口が多い五輪期間中、施設全体を抗菌コーティングし、利用する場所をウイルス安全地帯とする、プラスアンドパートナーズのウイルスケアシステムであるドクターキーパー(Dr. Keeper)が、五輪開催による世界的な新型コロナウイルス拡散に対する防御対策に適しているという評価を受けている。
日本現地でも、韓国企業が日本の五輪でウイルスケアを任されるかどうかが注目されている。
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