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NECのデザイン思考を活用したサービスデザインを学べるアカデミーを開講

TOKYO, Jun 3, 2021 - (JCN Newswire) - NECは、デジタルトランスフォーメーション(DX)時代の到来を踏まえ、DX人材を育成するための“学び"と“実践"の場を提供する「NECアカデミー for Future Creation Design」を2021年7月に開講します。本アカデミーは、デザイン思考を活用したサービスデザインのスキルやマインドセットを学ぶことが可能で、DXに取り組む企業の担当者を対象としています。NECは、これまで社内に向けたデザイン思考の研修を2,500人以上に実施してきました。NECは、本アカデミーについて今後3年間で1,500人の受講を目指します。

近年、DXの社会実装・活用が急速に進み経済がデジタル化する中、世界的にDX人材の不足が大きな課題となっています。日本においても、2020年12月に経済産業省から「デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会の中間報告『DXレポート2』」が発表されており、日本のDX対応の遅れへの懸念と、DX人材の必要性が報告されています(注1)。

NECは、DX化に向けたビジネスデザインの方法論として、グローバルで実績があるBusiness Models Inc.(注2)と連携して「NECのデザイン思考フレームワーク」を開発し、社内に展開してきました。本アカデミーでは、この方法論に含まれるプロセスやツールの活用方法、またツールを利用する上でのマインドセットを習得しながら、DXに向けた事業創造手法について実践を通して体系的に習得することが可能です。

具体的には、NECのデザイン思考専門家であるコンサルタントチームが、お客様のプロジェクトに参画し一緒に協働することで新事業開発や業務改革の手法が学べる「実践研修 コラボレーションコース」と、お客様のDXに関する事業課題を題材として個別に設計した研修内容を基にNECのデザイン思考専門家であるコンサルタントチームがアドバイスをしながらプロジェクトを推進する「実践研修 コーチングコース」、また、NECのデザイン思考フレームワークのツールや活用方法を短期間で学べる「個別研修コース」の3コースを提供します。

NECは、社内で培ってきたDX人材育成の方法論を産業界に還元することで、労働生産性の向上や国際競争力を高め、デジタル技術を有効かつ安全に利用できる人間中心のデジタル社会の実現に貢献します。

なお、NECは2019年4月に、社内で培ってきたAI人材育成ノウハウを基に「NECアカデミー for AI」(注3)を開講しており、これまで100社を超えるお客様が受講しています。

今回の発表にあたり、Business Models Inc.から以下のエンドースメントを頂戴しています。

私たちの使命は、クライアントの設計とより良い事業の創造を支援することです。私たちのBMI台湾チームは、NECにとってシフトを加速するための長期的な戦略的パートナーでした。変革することは決して容易ではありません。なぜなら将来を考え直し、再設計することがチームに求められるからです。チームは変革を実行するために機敏でなければならないし、乗り切るための気概を示す必要があります。BMIは今後もNECの本取組みを支援していきます。- Business Models Inc.台湾 Creative Director&Partner Diane Shen

また、今回の発表に関するNEC執行役員 吉崎敏文のコメントは以下です。

DXの推進のために、デザインの考え方は重要なコンピテンシーの一つと考えます。この度NECアカデミーの中にデザインが加わることを大変うれしく思います。これをきっかけにHCD(注4)、エクスペリエンスデザインにおいて歴史のあるNECの専門家の知見で、世界中のお客様のDXの加速に貢献することを期待しております。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202106/20210603_01.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。


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