TOKYO, Sep 29, 2021 - (JCN Newswire) - 今の血液で4年以内の疾病の発症確率を予測する検査サービスを提供するフォーネスライフ株式会社(以下、フォーネスライフ)とNECソリューションイノベータ株式会社(以下、NECソリューションイノベータ)は、企業・団体の従業員を対象としたデジタルヘルスケアサービス「フォーネスビジュアス(Fones Visuas)」をサブスクリプションモデルとして2021年10月1日より提供開始します。
具体的には、生活習慣病リスクの高い従業員など、検査や改善が必要と思われる方を対象に血液を採取し、検査日より4年以内の疾病の発症リスクを予測する検査(注)を提供します。また、所属する従業員に、AIクラウドサービス「NEC 健診結果予測シミュレーション」および「生活習慣フォロー・改善アプリ」を提供します。これにより、企業や団体の継続的な健康経営の実現をサポートし、従業員一人ひとりに合った生活習慣の継続・改善を支援します。
背景
近年、企業・団体で働く従業員への健康投資を行う「健康経営」が注目されています。従業員が健康であることは、企業の生産性向上につながり、結果的に業績向上が期待されることから、多くの企業が「健康経営」に取り組み始めています。このような状況下で、企業では特に生活習慣病リスクの高い従業員などに健康改善を促したいといった課題があります。また、新型コロナウイルス感染症拡大により、従業員向けの集合型イベントが開催できなくなり、従業員への健康づくりの提案が難しくなっています。
そこでフォーネスライフおよびNECソリューションイノベータは、健康経営に取り組む企業などを支援するため、生活習慣の改善フォローと従業員のセルフケアをサポートする「フォーネスビジュアス」のサブスクリプションモデルの提供を開始します。
本モデルの特長
1. サブスクリプションモデルにより継続的なサポートを実現
今回、企業や団体向けに提供する「フォーネスビジュアス」は、従業員一人ひとりに合った生活習慣の継続・改善をサポートするサービスです。企業や団体の継続的な健康経営の実現をサポートするため、従来個人向けに採血による検査実施単位の契約で提供してきたサービスを、年間契約によるサブスクリプションモデルで提供します。
2. AIとバイオ技術を融合したデジタルヘルスケアサービスにより企業の健康経営を支援
「NEC 健診結果予測シミュレーション」では、従業員の健診データをAIで分析し、一人ひとりの健診結果に合わせた解説動画や健診の検査値の将来予測グラフを提示し、生活習慣の改善策を提案します。また、組織単位での分析やシミュレーションにより、現状の健康増進施策の評価と今後の施策の検討も可能です。健診の検査値の悪化が懸念される従業員を見極め、重点的な対策を検討できます。
また、「生活習慣フォロー・改善アプリ」では、睡眠ケアや在宅トレーニング等の健康改善メニューの提供を通して、従業員の健康意識の向上を促し、生活習慣の見直しや行動変容を推進します。本アプリでは、「NEC 健診結果予測シミュレーション」の結果や、採血による検査結果報告書を確認できます。
採血による検査サービスでは、少量の採血で日本初の約7,000種類のタンパク質を一度に測定する技術を活用した検査で疾病リスクを可視化することで、検査日より4年以内の心筋梗塞、脳卒中の発症リスクを明らかにし、生活習慣の改善フォローを実施できます。
本モデルの活用例
45歳、50歳、55歳などの年齢別の節目健診や、産業医が選定した生活習慣病リスクの高い従業員など、検査や改善が必要と思われる対象者を選定し、採血による検査を受けるような活用が可能です。
選定された対象者は、指定の医療機関にて採血による検査を受けます。その後、採血による検査結果報告書や「NEC 健診結果予測シミュレーション」、「生活習慣フォロー・改善アプリ」を活用して、生活習慣の管理や改善を行っていきます。
採血による検査対象者の例
- 経営者や役員、幹部社員
- 45歳、50歳、55歳などの年齢別健診
- 勤続20年、30年など、長期勤続者や功労者
- 産業医が選定した生活習慣病リスクの高い従業員
- 既往歴のある従業員 など
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/press/20210929/index.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
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