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Moonstakeは2020年8月より、Cardanoの公式ビジネス部門のEMURGOの戦略的パートナーとして活動し、Cardanoのネイティブ暗号通貨ADAのトップバリデーターのひとつとなっています。最近では、Moonstakeの開発を主導するグループ、Infinity Blockchain GroupをEMURGOが買収し、EMURGOの戦略的リソースの強化とCardanoと他のブロックチェーンの相互運用性の研究を加速させています。
Cardanoについては、昨年、ブロックチェーンは驚異的な開発のアップデートを受け、多くのマイルストーンを達成しました。ネットワークは4月に完全にコミュニティによるガバナンスと運営になり、9月にはPlutusの立ち上げとAlonzoアップデートの段階的な展開により、スマートコントラクト、ひいてはDeFiアプリケーションのパブリックサポートを開始しました。今回は、2022年のCardanoのエコシステムとユーザーコミュニティの展望について、パートナーのEMURGOにインタビューしていきます。
Q1 2021年の成果のうち、最も充実した成果はどんなものですか?
前述の通り、2021年はEMURGOとCardanoエコシステムにとって非常に素晴らしい年でした。ハイライトとしては、Cardanoのネットワークへのスマートコントラクトの展開の成功、Yoroiウォレットのユーザ数の大幅な増加などがあります。そして、DeFiやNFTなどのCardanoエコシステムのdAppとCardano ADAユーザーのやり取りを大幅に向上させるYoroiのdApp ConnectorなどのEMURGOプロダクトのリリースが予定されています。
EMURGOはEMURGO VenturesとEMURGO Africaの2つの事業体からなる1億ドルのCardanoエコシステム投資ビークルを設立し、Cardanoベースのソリューションを構築する初期スタートアップ及び成長段階にある企業に投資するプロジェクトが開始されました。
EMURGO Venturesは、アフリカ以外の先進国市場に焦点を当て、分散型金融サービス(DeFi)、NFTプロジェクト、ブロックチェーン開発者教育ツール、その他の分散型アプリケーションの構築など、Cardanoに特化した様々なスタートアップやミドルウェアソリューション企業へのシード投資により、Cardano上のソリューションやサービス構築を促進することを目的としています。
EMURGO Africaの目標は、シードファンディングとインキュベーションを通じて、最終的に300以上のアフリカのスタートアップを支援し、Cardanoのブロックチェーンがアフリカの社会的インパクトのあるソリューションのための技術プラットフォームの標準として採用されることです。この目標を達成するために、EMURGO Africaは、アフリカ大陸でカルダノのエコシステムを拡大するインパクト重視のスタートアップをサポートするために、アフリカで成功したベンチャービルディングのスタジオ運営会社Adanian Labsと、アフリカでカルダノにフォーカスしたジョイントアクセラレータプログラムAdaverseとパートナーシップを結びました。
EMURGOの新しいCardano投資手段は、Cardanoのグリーンブロックチェーン技術を活用した社会的インパクトのあるソリューションの開発を大幅に強化・支援し、最終的に開発者と社会の双方に利益をもたらすことになります。
詳細については、info@emurgo.io までお気軽にご連絡ください。
Q2 2022年、カルダノをさらに普及させるために、どのような施策を行うのでしょうか?
EMURGOは2022年に向けて、YoroiのdApp Connectorの正式リリースや、急速に拡大するCardano dAppエコシステムにおいてCardano ADAのユーザー体験を豊かにするためのYoroiの新たな機能の導入を含む、さまざまな魅力的な仕掛けを準備しています。
また、2022年初頭に予定されている私たち独自のCardanoベースのNFTマーケットプレイス「Fiborite」の立ち上げにより、Cardano NFTのエコシステムとコミュニティの充実が期待されています。
アーティストやミュージシャンは、こちらの公式サイトからFiboriteのローンチに事前登録し、Twitterの @FiboNFTで私たちをフォローしていただくことをお勧めします。
EMURGOのCardano NFTマーケットプレイスFiboriteは、Cardanoブロックチェーンの創設団体として、Cardanoコミュニティと世界のアーティストに、マーケットプレイスで直接Cardano ADAを使ってNFTを簡単に発行、購入、販売する機会を提供する立場にあります。NFTに馴染みのない方でも、Fiboriteのシンプルで直感的なUXを利用して、自分の好きなNFTを発行、購入、または販売することができます。
さらに2022年には、EMURGOはAstarterを通じて、分散型取引所(DEX)、Cardanoをベースにしたトークン・プロジェクトのためのIDO launchpadなど、CardanoをベースにしたDeFiサービスも直接提供する予定です。これにより、Cardano ADAのユーザーにはより多くの流動性と実用性を提供し、プロジェクトにはCardanoを活用しやすくなることでしょう。
Q3 2022年にユーザーがカルダノに期待することは何ですか?
Cardanoがステーキング報酬の付与やスマートコントラクトのサポートなど完全に分散化された今、新しいdAppsや技術的なアップグレードなど一貫した発展を続けることをユーザーは期待できると思います。Cardanoはまた、スループットを向上させ、Cardanoのスケーラブルで持続可能、かつ相互運用可能な第3世代ブロックチェーンをより簡単にメインストリームで採用できるよう、Hydraなどのレイヤー2スケーリングソリューションの導入を検討しています。ユーザーは、Cardanoの開発ロードマップとステータスのアップデートを、https://roadmap.cardano.org で追うことができます。今後もEMURGOは、ソリューション開発、Yoroi Walletの機能アップグレード、開発者教育コース、投資を通じて、Cardanoのエコシステムの発展を引き続きサポートしていきます。EMURGOのTwitter @emurgo_ioをフォローして、常に最新のニュースを受信してください。
Moonstakeは、EMURGOとCardanoブロックチェーンの戦略的パートナーであることを誇りに思っています。私たちは、成長を続け発展するCardanoエコシステムの強力なサポートを維持し続け、2022年に世界中のCardano、ADAと暗号資産ユーザーにさらなる素晴らしい価値をもたらし、CardanoとMoonstakeのエコシステムの採用を共に加速させたいと願っています。
Moonstakeについて
Moonstakeは、世界をリードするステーキング・サービス・プロバイダーとして、企業やエンドユーザー向けの分散型ウォレット・サービスの開発・運営を行っています。
2020年8月より本格的なステーキングビジネスを開始しました。世界中のユーザーから支持を受け、ステーキング資産総額は18億ドル(約1,000億円)に上りました。2021年6月には、世界15,000社のステーキングプロバイダーの中で3位にランクインしました。
これまで、Cardanoやその公式商業部門であるEMURGO、TRON、NEOといった主要ブロックチェーンを含む約30の戦略的パートナーシップを通じて、ビジネスとエコシステムを拡大しました。2021年5月には、シンガポール証券取引所の上場企業「OIO Holdings Limited」の完全子会社となり、Moonstakeのさらなる事業拡大と認知度向上に取り組んでいます。 https://www.moonstake.io/
EMURGOについて
EMURGOはCardanoの公式な商業部門であり、組織が抱える最も複雑な問題を解決するために、社会的にインパクトのあるソリューションを提供しています。カルダノプロトコルの設立団体として、EMURGOは大規模なブロックチェーン開発と迅速なソリューション展開の能力を活用し、世界中のクライアントに利益をもたらすことができます。
EMURGOは、シンガポール、インド、インドネシアにオフィスを構え、世界中のクライアントとパートナーに恵まれています。詳細については、https://emurgo.io をご覧ください。
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