TOKYO, Sep 2, 2019 - (JCN Newswire) - NECソリューションイノベータは、画像による人物像分析システム「FieldAnalyst」の最新版として、開発キット「FieldAnalyst SDK」のLinux OSおよびAndroid OS対応版を、本日より提供開始します。また、同システムの新シリーズとして、屋外向け人物像分析システム「FieldAnalyst for Gate EX」を10月に提供開始します。
「FieldAnalyst SDK」の最新版では、対応OSの追加により、パソコン以外にPOSレジや券売機、自動販売機をはじめとした組み込み機器などにも、人数や年齢、性別などの来場者の客層を分析するシステムを構築/導入できるようになります。また、「FieldAnalyst for Gate EX」では、人物がさす傘を検出し、人物として認識することで、雨天時などにおいてもより正確な来場者数をカウントし、屋外における来場者の客層分析を可能にします。
今後も当社は、本システムを通じて、様々なサービス向上への取り組みを支援することで、人々のより豊かな生活の実現に貢献していきます。
背景
IoTの普及に伴い、多くの店舗や公共施設では、来場者の客層分析によるサービス向上への取り組みが急速に拡大しています。
そのような中、当社は、2007年に画像による人物像分析システム「FieldAnalyst」の提供を開始し、様々な店舗や施設の来場者の客層分析をサポートしてきました。更なるサービス向上を目的に、より幅広い来場者の客層分析を求める店舗や施設を支援するため、開発キットの強化版および新シリーズの提供を開始します。
特長
1. 開発キット「FieldAnalyst SDK」の対応OS追加
従来のWindowsに加え、対応OSにLinux OSおよびAndroid OSを追加しました。これにより、パソコン以外に組み込み機器、モバイル端末やIoTセンサなど、より幅広い環境に来場者の客層を分析するシステムを構築/導入できるようになります。
2. 屋外向けの新シリーズ「FieldAnalyst for Gate EX」追加
従来製品では、傘に隠れた人物を検出することはできませんでしたが、「FieldAnalyst for Gate EX」では、雨天時などに人物がさす傘を検出し、傘をさしている人物として認識します。これにより、屋根がない場所でも天候に左右されることなく、より正確な来場者数をカウントすることで、顔検出結果(年齢、性別)と組み合わせた来場者の客層分析を実施できるようになります。
NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
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概要:日本電気株式会社(NEC)
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