TOKYO, Oct 23, 2019 - (JCN Newswire) - 三菱電機株式会社は、工場における生産性・エネルギー効率・環境負荷を生産コスト(金額)に換算して予測する「環境配慮型生産コストシミュレーション技術」を開発しました。工場全体での生産コストの予測・評価をすることにより、工場経営者にとって最適な生産計画や設備稼働計画が立案でき、工場運用の改善に貢献します。
当社は今後、政府主導で環境対策が急速に進む中国の製造業を対象に、総合的な生産活動の最適化に貢献する本技術を活用したソリューションの提供に向けた研究開発を継続します。
開発の特長
1. 工場設備の動作シミュレーションにより、生産コスト(金額)を高精度に予測
- 評価方法の異なる生産性・エネルギー効率・環境負荷を、統一指標として生産コスト(金額)に換算
- 工場設備の動作を生産性・エネルギー効率・環境負荷の観点でパラメーター化してシミュレーションし、生産コストを高精度に予測
- 資源の過剰使用に対する罰則、環境対策へのインセンティブなどを環境負荷パラメーターに含めることで、より現実に即した生産コストが算出可能
2. 生産計画や設備稼働計画を事前に評価し、最適バランスの計画立案が容易に
- 生産計画立案者が、生産コスト予測を踏まえた生産計画や設備稼働計画の評価が事前にできるので、生産性・エネルギー効率・環境負荷のバランスが最も取れた計画立案が容易に
- 生産計画立案者・エネルギー管理担当者・環境担当者の三者が統一指標の生産コストを見て議論できるので、生産活動の改善が加速
今後の展開
生産性・エネルギー効率・環境負荷が最適バランスとなる生産計画や設備稼働計画の自動立案に向けた技術開発を行います。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2019/1023.html
概要:三菱電機株式会社
詳細は http://www.mitsubishielectric.co.jp をご覧ください。
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