TOKYO, Sep 18, 2019 - (JCN Newswire) - 株式会社ユーフォリア(注1、以下 ユーフォリア)と日本電気株式会社(注2、以下 NEC)は、アスリート向けコンディション管理サービス分野において実証実験を実施し、協業に向けての取り組みを開始します。
本取り組みでは、日本代表・プロチームを中心に30競技・300チーム以上の導入実績があるユーフォリアのスポーツ向けコンディション管理サービス「ONE TAP SPORTS」(注3)で培った知見と、NECのAI技術を活用したデータ分析により、パフォーマンス向上とケガの予防をサポートする仕組みを構築します。
具体的には、ウェアラブルデバイスで取得した生体情報データや、アスリート自身が入力した日々のコンディションデータなどを「ONE TAP SPORTS」で収集・集計し、NECのAI技術で分析します。この分析結果をもとに、アスリートの疲労・熱ストレス・睡眠の質などを客観的・定量的な値で指標化し、チーム・アスリートへ提供します。これにより、トレーニングの内容や強度の調整、アスリートとコーチ・スタッフとのコミュニケーションの円滑化や、アスリート自身のセルフケア意識の向上を図り、パフォーマンス向上とケガ予防を支援します。
両社は協業に先立ち2019年6月から、VリーグのNECレッドロケッツ、ジャパンラグビートップリーグのNECグリーンロケッツを対象に実証実験を実施し、2020年度に事業化を予定しています。
アスリートのパフォーマンス向上には、日々のコンディションを把握・管理し、個人やチームが適切なトレーニングとリカバリーを行うこと、そしてケガの予防が重要です。しかし、コンディションの客観的な評価は手間や時間を要するため容易ではなく、過去の経験則など主観的な視点を中心に対応を行っていることが多く、その結果、オーバーワークによりスポーツ障害となるケースもあります。
今後、両社はNECの最先端AI技術群「NEC the WISE」(注4)の活用など個々の強みを活かしてアスリート向けにサービスを提供していくとともに、社会問題となっているジュニア期のケガ予防など、スポーツを行う全ての人を支援していきます。
ユーフォリアは、「データドリブンでコンディションを科学すること」をミッションに掲げています。今後は日本代表・プロチームを中心に展開している「ONE TAP SPORTS」を、部活動をはじめとしたジュニアアスリートや一般層に拡大し、より安全で楽しく、かつ効率的にスポーツを行う環境整備を、データ面から貢献していきます。
NECは2020年度までの3カ年の中期経営計画「2020中期経営計画」においてセーフティ事業をグローバルでの成長エンジンに位置づけています。本取り組みは、「NEC Safer Cities」(注5)実現に向けたソリューションやサービスの開発を加速・強化するものであり、安全・安心な街づくりに貢献していきます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
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概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
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