TOKYO, Oct 16, 2019 - (JCN Newswire) - 近日、東京半山芸術館で中国の現代有名なアートデザイナーの聞金亮氏と写真家の金酉鳴氏の合同展「永遠の建築」が開催され、中国の芸術家2人が新たに創作した建築空間デザインと写真芸術作品を展示した。展示会は2019年9月13日に正式に開幕し、9月23日まで開催されていた。 二人の芸術家と日本及び一部の在日の芸術家は展覧会の開幕式に出席し、両国の建築空間のデザインと写真撮影など現代芸術形式の発展と学術交流についていろいろ検討と研究を行った。今回の二人の芸術家の作品はオリジナルと独特の芸術方式で日本で展示され、中国式建築設計の先駆的なものとなり、展示は国際における現在の中国式建築空間に対する新たな思考、新たな位置づけ、新たな潮流をリードしている。
聞金亮氏は、中国北京出身の芸術家として新中国式レストラン空間と装飾アートデザインを開発し、中国の建築に対する深い感情を持っていて、これまで中国の建築空間と伝統的な美学精神から栄養を吸収し、中国式の美学設計の奥深さと人と環境が調和して共存する思想を創作理念に注入し、そして独特な創意的視覚効果を使用して建築室内の空間設計を行い、新中国式レストラン空間の設計と装飾の発展方向をリードしている。そのキャリアの初期は新中国式建築空間設計とレストラン室内設計を結合することを主な実践とし、特に今回の展示作品における「ライン」の運用は、建築空間を巧みに表現するだけでなく、今後のレストラン室内空間設計にもオリジナルの素材を提供できる。芸術家の実践は社会形態、自己アイデンティティ、都市化が個体に与える影響などの問題に関心を持ち続けている。近年、国際的に傑出したデザイナーである聞金亮氏は、都市空間とプライベート空間との関係、特にその中で暮らしている個体の「人」にますます関心を持つようになっている。都市の高度成長、生活条件の向上、物質的な豊かさ、消費意欲の高まりは、そこに暮らしている人々にさらなる追求と可能性を提供している一方、欲望も助長している。だが、果てしない欲望を無限に追求することはいいだろうか。これらの豊かそうな条件がより多くの美しさや幸せをもたらしているようにも見えるが、都市の人々を苦境に陥れる。どのようにもっとよく生きられるかが、私たちの今の関心事であり、都市生活の徴候の一つでもある。他の伝統的な中国式デザイナーに対して、聞金亮氏はもっと深い人文的な思考と配慮に注目し、ヒューマンライツ·ナウの視点からデザインしていて、人と環境の調和とれた共存とインタラクティブを考え、独特の視覚と距離感を持つ角度を取り、建築空間設計と個人が都市で生活する画像を捉えた。今回の展示では中国式建築設計と映像芸術を並べて、出席者を誘って近距離や内部環境で個人的な体験を把握する。同じく中国北京出身の撮影芸術家の金酉鳴氏の作品は、あの民主と科学を崇拝していた時代を我々に思い出せ、その時の教育は人間性の価値、「独立の人格、自由の思想」という精神を強調していた。彼の撮った写真を通じて自分を省みて、現在の栄養不足のようなライフスタイルを考えてみましょう。
本日、中国の1980年代生まれの芸術家の聞金亮氏と金酉鳴氏二人は中国式建築空間芸術と建築写真芸術という二つの現代芸術の視点から、21世紀初頭の中国の代表的な私設建築空間設計と公共建築を芸術的に表現してくれた。それらの未来は予知できないが、数年後には、当時の中国や社会権力集団の審美的ゲームを必ず我々に連想させると思っている。
作者:菊池東太
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