スタンダード銀行、アフリカの潜在的成長力に注目

TOKYO, Aug 26, 2019 - (JCN Newswire) - 南アフリカに本拠を置くアフリカ最大手のスタンダード銀行は、今後の対アフリカ投資の見通しをまとめました。同行では、最も成長が期待できる分野を石油およびガス事業とみており、両業界に対して、最大規模の貸出を行っています。過去10年の調査によると、現在28か国で石油とガスの埋蔵量が確認されており、特にモザンビークでは、その事業開発に2017年から2025年の間に、1,280億米ドルの資金需要が期待されています。特に、北部アフンギ用地の不動産へは550億米ドルにのぼる投資が集中する可能性があります。さらに、東アフリカ経済規模は現在の1,750億米ドルから、2028年には4,000億米ドルまで拡大することが予想されています。

アフリカの投資潜在力:
人口は10億人を超え、急速な都市化と経済成長が進むアフリカ市場は日本の投資家にとって大変重要です。アフリカ投資から最大限の利益を得るためには投資機会を的確に捉えることが重要ですが、アフリカ全域の主要な開発事業の最前線に立ってきたスタンダード銀行では、主要な成長部門を石油およびガス事業とみています。

アフリカ28か国で石油・ガスの埋蔵量が確認、資金需要も旺盛:
過去10年にわたる一連の探査プロジェクトの結果、28か国にのぼるアフリカの国々で石油およびガスの埋蔵量が確認されました。そのうち、新たな発見があったのは、ガーナ、ニジェール、モザンビーク、ウガンダ、ケニア、セネガル、モーリタニア、南アフリカです。これらの国々では、開発事業を軌道に乗せるために必要な投資により、アフリカの石油消費に更なる弾みがつくことが予想されています。現在の石油消費量は日量400万バレルで、大陸全土の精製能力である日量210万バレルをすでに大きく上回っています。探査会社や精製会社からの投資は、原油価格の下落に端を発した長期の低迷を受けていましたが、再びアフリカの石油・ガス業界に熱い注目が向けられています。

モザンビークのガス事業開発に関わる資金需要は2017-25年で1,280億ドル:
2000年代初頭よりモザンビークのガス事業開発に関わってきたスタンダード銀行では、モザンビークの海洋ガス事業は非常に画期的なプロジェクトで、投資家に大きなチャンスがあるとみています。モザンビークには、240億バレルの石油に相当する150兆立方フィートにのぼる巨大な液化天然ガス(LNG)の埋蔵量がありますが、これらの資源をLNGや国内市場向けのガスに変換するには巨額の投資が必要で、2017年から2025年にかけて約1,280億米ドルが必要となると試算されています。

現在建設中のコーラル・フローティングLNGプロジェクトは、2022年7月にガス生産が開始される予定で、スタンダード銀行は、融資契約を締結した唯一のアフリカの銀行となっています。6月18日にエリア1における最終投資決定(FID)が承認され、モザンビークでの開発がスタートしています。5,000人を超える作業員を擁するエリア1の現場では、資材積出設備、洋上LNGターミナル、移住用キャンプ、滑走路、幹線道路などエリア4と共有される開発支援施設が建設中です。

モザンビークのGDPは150億から180億米ドルへ増加の見込み、北部アフンギ用地には550憶米ドルの不動産投資が集中する可能性があり、新規事業進出機会も:
第三者機関によるマクロ経済調査によると、エリア4のロブマ(Rovuma)LNGプロジェクトに対して、270億から320億米ドルの投資が見込まれています。これにより、モザンビークは世界第4位のLNG産出国となり、同国のGDPは150億から180億米ドル増加するといわれています。なお、エリア4における最終の投資決定が下されるのは今年10月になる見込みです。本プロジェクトが承認されれば、北部モザンビークのアフンギ・サイト(Afungi Site)は、550億米ドルもの投資が集中する、世界で最も不動産価格が高いエリアとなります。

LNGプラントの開発プロセスによって、第2次産業、第3次産業、サービス業など多くの企業に対しビジネス機会がもたらされ、これらのプラント向け事業のために現地拠点の設置など、事業進出を行う企業が出てくることが予想されます。

スタンダード銀行の法人・投資銀行部門、金融機関グループのグローバル・ヘッドを務めるロブ・クリーズビー(Rob Cleasby)は次のように述べています。「ハード面のインフラに加え、新たに出現する都市部、そしてその地域の住民に、衣食住、教育、娯楽等のサービスを提供することは、サービス部門をはじめ、広範な産業に対しきわめて大きな事業機会を創出することになります」

東アフリカの経済は、現在の1,750億米ドルから2028年には4,000億米ドルまで拡大の予想:
高度に多様化した東アフリカの経済は、統合が進む地域市場の中で6%の成長を続けており、多額の海外直接投資(FDI)を呼び込んでいます。ウガンダ・タンザニア間の原油パイプラインの開発はFDIをさらに加速させており、今後5年から7年の間に250億米ドルの設備投資が見込まれています。原油の探鉱・開発(上流)、輸送(中流)、精製・販売(下流)のプロジェクトによって同地域の経済規模は、現在の1,750億米ドルから2028年には4,000億米ドルまで拡大すると予想されています。

民間企業によるインフラへの投資機会は、官民パートナーシップ(PPP)にも開かれています。中小企業や地元企業を除外することが多い政府間プロジェクトとは異なり、PPPは収益性が高く、商業的に実現可能なプロジェクトを対象としています。これらのプロジェクトは、国内外の企業による関与や支援、物資の供給、運営、および外部委託に大きく依存しているのが現状です。

スタンダード銀行の法人・投資銀行部門の日本法人顧客担当責任者、カール・ヘンリクセン(Carl Henriksen)は次のように述べています。「東アフリカ企業は十分な資金力を持っていますが、成長していくためにはますます高度な技術と知識を必要としており、幅広い業種の企業との事業提携のチャンスがあります」

スタンダード・バンク・グループについて

スタンダード・バンク・グループは、アフリカ大陸20カ国に拠点を構え、資産規模でアフリカ最大の銀行です。南アフリカのヨハネスブルグに本拠を置く当グループは、ヨハネスブルグ証券取引所(株式コードSBK)と、ナミビア証券取引所に(株式コードSNB)に上場しています。

スタンダード銀行は南アフリカで156年の歴史を有し、1990年代初めに他のアフリカ地域に進出しました。スタンダード銀行は、アフリカを他の新興市場だけでなく、先進国市場の資本に橋渡しすることができる戦略的な立場にあること、また、バランスのとれた事業ポートフォリオを有していることから、成長に向けた大きな機会を提供します。

当グループは、アフリカ大陸に5万3千人を超える従業員、約1,200の支店、9,000台以上のATMを有しており、個人や企業向け銀行業務から、法人向け投資銀行業務、および資産運用業務まで総合的なサービスを提供しています。

2018年の調整後純利益は279億ランド(約21億米ドル)、総資産は2兆1,000億ランド(約1480億米ドル)でした。2018年12月31日現在のスタンダード銀行の時価総額は、2,890億ランド(200億米ドル)となっています。

当グループの筆頭株主は世界最大の銀行である中国工商銀行(ICBC)で、20.1%の株式を保有しています。さらに、スタンダード・バンク・グループとICBCは、アフリカと、中国、一部の新興市場との間の貿易と金融取引を促進する戦略的パートナーシップを締結しています。

グループの詳細については、以下をご参照ください。
http://www.standardbank.com

ヨハネスブルグで2019年8月21日に配布されたリリースの抄訳版です。

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