TOKYO, Nov 26, 2019 - (JCN Newswire) - エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫)は、2019年12月6日から12月10日まで米国メリーランド州ボルチモアで開催される「第73回米国てんかん学会年次総会(American Epilepsy Society Annual Meeting:AES2019)」において、抗てんかん剤ペランパネル(製品名「フィコンパ(R)」、英名「Fycompa(R)」)に関する最新データを発表しますのでお知らせします。
本総会では、ペランパネルに関して、12歳以上74歳以下の部分発作を有する未治療てんかんの患者様を対象とした単剤療法の有効性および安全性を検討する臨床第III相試験(342試験)の結果や実臨床下におけるてんかん患者様を対象としたレトロスペクティブ臨床第Ⅳ相試験(506試験)の結果など、合計38演題のポスター発表が予定されています。研究者主導研究(IIS:Investigator Initiated Study)を含めるとペランパネルに関する40以上のポスター発表が行われる予定です。
ペランパネルは、当社筑波研究所で創製されたファースト・イン・クラスの抗てんかん剤であり、1日1回投与の錠剤です。米国および欧州では、経口懸濁液も販売しています。本剤は、グルタミン酸によるシナプス後膜のAMPA受容体の活性化を高選択的かつ非競合的に阻害し、神経の過興奮を抑制します。世界各国において、12歳以上のてんかん患者様の部分発作(二次性全般化発作を含む)ならびに強直間代発作に対する併用療法として承認を取得しています。また、米国では、4歳以上のてんかん患者様の部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する単剤療法および併用療法の承認も取得しています。
当社は、てんかんを含む神経領域を重点疾患領域と位置づけており、ペランパネルをグローバルに提供することで、より多くのてんかん患者様に発作フリー(seizure freedom)をお届けする使命を追求し、患者様とそのご家族の多様なニーズの充足とベネフィット向上により一層貢献してまいります。
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概要:エーザイ株式会社
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