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三菱造船、下関で東海汽船向け貨客船の命名・進水式を実施

TOKYO, Nov 28, 2019 - (JCN Newswire) - 三菱重工グループの三菱造船株式会社(社長:大倉 浩治、本社:横浜市西区)は27日、東海汽船株式会社向けに建造中である貨客船の命名・進水式を行いました。本船は、同社が運航する二代目「さるびあ丸」の代替船として同じ船名を引き継いだものです。今後は艤装工事を経て2020年6月に予定する引渡しののち、東京および東京諸島(注)の大島~利島~新島~式根島~神津島を結ぶ航路、ならびに夏季の東京湾納涼クルーズに就航する運びです。

三菱重工業 下関造船所 江浦工場(山口県下関市)で行われた式典には、関係者多数が出席。東海汽船の山﨑 潤一社長による命名に続いて、4代目東海汽船マスコットガールの小池 夏海さんによる支綱切断が行われました。

本船は、国の運輸政策に基づき運輸施設等の整備に対する支援を行う独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構、本社:横浜市中区)と東海汽船を共同船主に両者の共有船として、三菱造船との3者契約の下に三菱造船が建造し、東海汽船が運用するものです。長さ約118m、幅約17m、総トン数約6,200トン、旅客定員1,343人で、貨物コンテナ38個の積載能力があり、約20ノットで航海できます。船のコンセプトは「繋ぐ」で、人と人、街と街、本土と島、そして過去と未来を結びあわせる船旅に対する思いが込められています。島の海に映える藍色"TOKYOアイランドブルー"を纏ったスタイリッシュな船体が特徴的です。

推進システムには、可変ピッチプロペラ、およびプロペラが水平方向に360度回転するアジマス推進器を装備。エコシップとして、安定した運航とエネルギー効率の向上、環境負荷の低減やバリアフリーに対応しています。

三菱造船は、今後も引き続き輸送能力、居住快適性、および燃費性能・環境性能に優れ、安定運航に資する貨客船や輸送船を建造していくことにより、お客様とともに多様な課題を解決し、海上交通の活性化と環境保全に貢献していきます。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
http://www.mhi.com/jp/news/story/191128.html

概要:三菱重工業株式会社

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